トップページ UVスタディ 第1回 何故UV印刷なのか?

第1回 何故UV印刷なのか?

UV(Ultraviolet)印刷とは印刷インキを文字通り紫外線により瞬間硬化させる印刷方式で、一般の印刷では考えられない様々なことを実現することが可能です。今回は我々が何故ここまでにUV印刷に固執するのか、その理由についてご説明いたします。

環境・人にやさしいUVインキは構成物の中に一般の油性インキに含有される溶剤(軽油)を含んでおりませんので、VOC(Volatile Organic Compound=揮発性有機化合物)は原料配合上ゼロであるといえます。印刷インキを身近に取り扱う現場の作業員のことを考えますと、少しでも人体に影響の少ない資材への切り替えは大変重要なことです。又、印刷工程で発生するVOCの揮発・排気による大気汚染も深刻な問題です。弊社では、10年前に油性インキを全廃してUVインキに切り替えたことで、印刷室内の空気汚染から大気汚染についてまでの配慮の必要性が大幅に低くなったと考えております。

油性インキに限らず、UVインキでもカラー印刷に必須な4色(墨・藍・紅・黄)の黄インキに使用されている顔料の中にジスアゾイエローという塩素系のものが使用されている場合が殆どであることをご存知でしょうか。弊社ではこの点に逸早く着目し、非塩素系顔料に置換した塩素フリーの黄インキにその全てを切り替えました。
品質的には耐光性が著しく向上していることで(図1)、店頭における商品の延命化にも繋がると高いご評価を頂いております。インキメーカーへの特注品でかなり高価なのですが、印刷価格を据え置いたままでご提供しております。お客様の商品が店頭において長期間ご使用頂けるということは、廃棄までのサイクルが長くなることですので、余計なものを作らずに廃棄物削減も実現できる、環境にやさしい印刷を実践しております。

高生産性の実現 UV印刷では印刷インキの硬化(UVインキは“硬化”、油性インキは“乾燥”)は一瞬なので、印刷されて印刷機から原反が積まれる際には完全にインキは固まっています。従いまして、印刷後に油性インキのように半日以上をかけて乾燥させる必要はありませんので、印刷待ちのパレットが社内に滞留するという光景は見たことがありません。片面印刷後に反対面を印刷する雑誌の表紙の印刷の場合や、打ち抜き・箱貼りなどの後加工のある印刷には、油性インキによる一般の印刷との差が生産時間に如実に現れます。例えば、弊社では印刷の終了したパレットを間髪入れずに隣室の打抜き機に運び入れて打ち抜きをし、そのさらに隣室にある箱貼り機で即座に製函作業を行うということは日常的に行っております。印刷で1パレットが仕上げられてから、上記の印刷・抜き・貼りという生産工程は全て同時に進めることが可能なのです。このようなペースでお客様の納期のご要望にお応えしている昨今の状況から考えると、弊社の場合は油性インキを使用するという選択肢はどの角度から検証してもかなり難しいことです。 さらに、弊社のUV印刷は印刷のみならずUV表面加工(艶出し加工・艶消し加工=マット)をワンパスで行えるコーターも全ての印刷機に付設されていますので、印刷と表面加工は同時にインライン処理が可能です。一般的には印刷後に表面加工専用の機械でニス加工やPP(フィルム)貼りなどが専門業者の工場で(外注で)行われますが、弊社ではPP貼りよりも耐摩擦強度があり、且つ光沢も同等なUVクリアーコーティングにより、生産時間を更に短縮することが可能となっております。 現在の生産ラインのリードタイムをより一層縮めるために、本年4月に新設いたしました10色+コーターには反転機構が装備されております。0.5mmまでの厚みの原反を、両面の印刷とコーティングをワンパス(1回通し)で完結させることが可能になりましたので、両面印刷時間を現状よりもほぼ半減させるまでに至りました。このようなUV仕様の印刷機は未だ他社では見ることが出来ない世界初の一号機です。10色両面刷り・ストレート刷りによるUV印刷でしか実現できない高生産性の追求については、次回以降にその詳細をご説明いたします。

高生産性の実現 UV印刷では印刷インキの硬化(UVインキは“硬化”、油性インキは“乾燥”)は一瞬なので、印刷されて印刷機から原反が積まれる際には完全にインキは固まっています。従いまして、印刷後に油性インキのように半日以上をかけて乾燥させる必要はありませんので、印刷待ちのパレットが社内に滞留するという光景は見たことがありません。片面印刷後に反対面を印刷する雑誌の表紙の印刷の場合や、打ち抜き・箱貼りなどの後加工のある印刷には、油性インキによる一般の印刷との差が生産時間に如実に現れます。例えば、弊社では印刷の終了したパレットを間髪入れずに隣室の打抜き機に運び入れて打ち抜きをし、そのさらに隣室にある箱貼り機で即座に製函作業を行うということは日常的に行っております。印刷で1パレットが仕上げられてから、上記の印刷・抜き・貼りという生産工程は全て同時に進めることが可能なのです。このようなペースでお客様の納期のご要望にお応えしている昨今の状況から考えると、弊社の場合は油性インキを使用するという選択肢はどの角度から検証してもかなり難しいことです。 さらに、弊社のUV印刷は印刷のみならずUV表面加工(艶出し加工・艶消し加工=マット)をワンパスで行えるコーターも全ての印刷機に付設されていますので、印刷と表面加工は同時にインライン処理が可能です。一般的には印刷後に表面加工専用の機械でニス加工やPP(フィルム)貼りなどが専門業者の工場で(外注で)行われますが、弊社ではPP貼りよりも耐摩擦強度があり、且つ光沢も同等なUVクリアーコーティングにより、生産時間を更に短縮することが可能となっております。 現在の生産ラインのリードタイムをより一層縮めるために、本年4月に新設いたしました10色+コーターには反転機構が装備されております。0.5mmまでの厚みの原反を、両面の印刷とコーティングをワンパス(1回通し)で完結させることが可能になりましたので、両面印刷時間を現状よりもほぼ半減させるまでに至りました。このようなUV仕様の印刷機は未だ他社では見ることが出来ない世界初の一号機です。10色両面刷り・ストレート刷りによるUV印刷でしか実現できない高生産性の追求については、次回以降にその詳細をご説明いたします。